島人に60年間愛される老舗のおそば屋さん
『石垣島料理 丸八』は、2015年に9年間の休止期間を経て、『丸八そば』から『石垣島料理 丸八』に店名変更し、旧石垣空港跡地近くにリニューアルオープンしました。
琉球建築の赤瓦屋根の建物にお店の入り口の前には、石垣を積み上げ作る「ピンプン」と呼ばれる石壁があり伝統的な沖縄の家の造りのお店です。
先代『丸八そば』は、戦後の石垣島にまだ八重山そば店の少なかったころに開店しました。
豚骨をベースに鶏がら・カツオ・野菜をじっくり時間をかけ、煮込んだスープはあっさりとした味で、毎朝、店内で作られる自家製麺は、細麺でスープと絡みやすくコシのある麺でした。
惜しまれつつ2006年に閉店しましたが、再開を望む多くの声に後押しされ先代の娘さんたちの力でリニューアルオープンしました。
営業再開にあたりスープは、丸八そば時代にお店で働いていた娘さんの味覚をもとに細かなチェックを行い、試行錯誤の末に、先代『丸八そば』のスープの味を完全再現しました。
麺も初代の製麺機の刃と同じ刃を新たにオーダーメイドで作成し、以前と変わらないコシある細麺を再現しています。
製麺所から麺を仕入れをする八重山そばのお店が多い中、先代『丸八そば』創業当時から現在の『石垣島料理 丸八』に至るまで自家製麺にこだわっているお店です。
新メニュー!石垣島産和牛がたっぷり入った『牛そば』
※石垣牛そば(ニンニク牛骨だし)900円
八重山そばの麺が見えなくなるほど、たっぷりと具材が入っている石垣料理丸八の『牛そば』。
リニューアルオープン時に研究・開発をし完成した新メニューで現在ではお店の人気メニューとなっています。
牛そばのスープは、牛骨だしの他に、ニンニク牛骨だし・みそ牛骨だし・みそニンニク牛骨だしの4種類から選べます。
コクがあり濃厚な牛骨だしにみそだしを合わせることで、さらに濃厚なスープになり、ニンニクだしを合わせることで、スープを香り豊かにします。
牛そばの具材には、たっぷりの石垣島産和牛と、人参や大根の野菜類そして昆布が入っています。
麺が隠れてしまうほど、たっぷり具材が入った牛そばに合わせる香料として、キャベツとネギをトッピングしています。
長時間煮込んだ具材は、口の中でとろけるほど柔らかで4種類から選んだお好みのだしの味がしっかりと染み込んでいます。
自家製の細麺は、スープや具材をとも絡み合い相性ばっちりで一気に完食してしまいます。
あっさりピリ辛味が病みつき!『そばだしカレー』
※そばだしカレー 780円(+100円でミニそば付き)
石垣島料理丸八には、八重山そばメニューだけでなく唐揚げ定食などの定番の定食メニューが並んでいます。
その中でも目を引く『そばだしカレー』は、お店のオリジナルメニューです。
先代から変わらないあっさり味のスープと、具材がトロトロになるまで煮込んだピリ辛味のルーを合わせたカレーです。
一口食べるとピリッとした刺激のあとに、風味豊かなそばだしが辛味を包み込み、後味がまろやかであっさりとしています。
辛い物が苦手な方でも病みつきになる「まろやかなピリ辛味」なので是非、挑戦していただきたい一品です。
個室感覚の座敷席は大人数使用もOK!
石垣島料理丸八の店内は天井が高く、開放感がある広い窓から天気の良い日は陽が入り開放感がある明るい作りになっています。
店内の入り口側には木製のテーブルがならび、奥には、掘りごたつの広い座敷席があります。
2名席から6名以上が使用できる大きなテーブル席のある座敷席は、それぞれに仕切りの障子がついているので、障子を閉めると個室感覚でお食事できます。
周りを気にせずにお食事できるので、大人数の団体様での使用やキッズ用のイスも用意されていますので、小さなお子さまがいるご家族連れの方々も安心してお食事を楽しめます。
60年間変わらない味を受け継ぎ、島人に愛される老舗のお店の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
石垣島料理 丸八
住所 | 石垣市真栄里599-10 |
電話番号 | 0980-87-5483 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |